「北欧時間:世界一幸せな国の人たちが教えてくれたこと」の感想文

北欧時間:世界一幸せな国の人たちが教えてくれたこと」を読んだ感想文です。

北欧と言えば幸福度が高いことで知られています。

現在の私は、平日は12時間ほど仕事し、終業後はYoutubeを見ながらだらだら、夜更かしをして次の日に睡眠不足を感じながら業務を開始する、の繰り返しです。

このままでいいんだろうか、日々の癒しもないし、生活のメリハリもなさすぎる‥と思いつつも改善することなく過ごしています。

今の生活満足度は限りなく低いです。

本書は、北欧に移住した著者が感じた「本当に豊かな時間の使い方」が書かれています。

時間の使い方で少しでも幸福度を上げたい人におすすめの本です。

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本書で私が気になった個所をまとめていきます。

北欧の人々は自分にとって大切なことを明確にし、その1つひとつ、タスクが仕事でも遊びでもそれにきちんと集中していました。

北欧時間:世界一幸せな国の人たちが教えてくれたこと(p35)

北欧の人々は、充実感のある毎日を送っているようです。

タスクの取捨選択もしっかりすることで集中できる環境をつくることもしているんだろうと感じました。

確かにタスクが多いと他のことが気になって集中できなくなりますよね。
集中するためにも取捨選択や優先順位付けは必須ですね。

「本当に豊かに生きるための5つの時間の使い方」

  1. 心と体のバランスを良好に保つ ーセルフケアの時間
  2. 自分にとって本当に大切なことを明確にする ー自分軸の時間
  3. 1つの物事に100%集中する ーシングルタスクの時間
  4. 遊びと冒険心を忘れない ークリエイティブの時間
  5. 小さな幸せに感謝し、祝福する ーヒュッゲの時間
北欧時間:世界一幸せな国の人たちが教えてくれたこと(p36)

北欧の人々は5つの時間をしています。

時間を大切にしているということは自分自身を大切にしていることに繋がると感じました。

一番大切にしなければいけないのは「いつも自分の近くにいて、生涯ずっとともに時間を過ごす自分自身」です。

なので、頭の中で考える時や内省する時など、自分に対する言葉遣いにも気をつけて自己肯定感を高めるようにしたいです。



仕事においてもマルチタスクではなくシングルタスクにすると、脳の疲労を軽くして集中力も上げられるようです。

私も基本はシングルタスクで仕事をしていますが、同僚からチャットがくるとすぐ見に行ってしまうんですよね。
集中力が続かない原因なので控えるようにしなければですね。

改めて、自分の時間の使い方を見直すべきだと感じました。



最後に、これは素敵すぎる!と感動した時間の使い方です。

「クリスマスは読書時間」
各家庭に書籍のお知らせのカタログが届き、それを見ながら本を注文し、友人や家族にクリスマスプレゼントとして送るのが一般的だそう。
(中略)
渡す相手のことを考えながらじっくりと本を選ぶ時間。
冬の寒さから逃れ、温かい場所でホットチョコレートを片手にゆったり本を読む時間。
本をプレゼントし合った友人とそれぞれの感想を語り合う時間。
どの時間も、本に包まれた愛とあたたかさ、そして共有の喜びを感じられる、とても豊かな時間となりそうです。

北欧時間:世界一幸せな国の人たちが教えてくれたこと(p170)

理想的なクリスマスの過ごし方です。

寒い時期に、暖かい家の中でゆっくり本を読む。
パーティーも楽しいですが、こういった穏やかな時間の使い方はとても素敵に感じます。

今年のクリスマスは自分へのプレゼントに本を購入します。



北欧は日本から離れていて文化や考え方も違いますが、時間の使い方は参考にできる部分が多いです。

少しでも幸福度を上げるためには、自分を大切にすること、時間をうまく使うことが重要に感じました。

すぐにできるわけではないですが、意識して行動することで日々の生活が変えられるように実践していきます。

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