私は最低でも毎月1日は有休を使うようにしています。
理由は以下です。
- 月1日なら気軽に休める(休みやすい)
- 1日なので仕事の調整もしやすい
- 最後に焦って使う必要がなくなる
皆さんもきっと経験があるでしょう。
2月くらいに焦って有休を使おうとしても年度末でなかなか休めずに有休を捨てたことが。
有休は会社員の当然の権利なのに捨てるのはもったいなくないですか?
聞いた話によると有休を買い取ってくれる会社もあるとか。
なんですか、そのホワイト企業は。
と、思ったら原則は認められていないのですね。
原則として、会社が法定の有給休暇を買い上げることは認められていません。
会社は法律に定められた有給休暇を社員に与えなければならないからです。そもそも有給休暇とは、労働者がしっかり休んで心身の疲れを回復させ、継続して意欲的に働けるようにするためのもの。
会社が社員を休ませずに、代わりにお金を支給することは、有給休暇という制度の本来の目的に反することになります。しかし、労働基準法を上回る日数の有給休暇が付与されており、退職時に使い切れていない場合であれば、残った休暇を会社が買い上げることは認められています。
退職時に有給休暇は買い取ってもらえる?違法?計算方法も解説
法定を上回る有給休暇は、会社が福利厚生の観点から社員に付与するいわばインセンティブ(褒賞)です。
退職してしまっては、有給休暇を使うことができず、受け取ったインセンティブがなくなってしまうことと同じなので、特別に買い上げを認めている会社もあります。
基本的には期限内に使い切るのがよさそうです。
使い切るのがいいのはわかりますが、休まなければならない理由がない人にとっては、有休を後回しにしてしまう人も多いのではないでしょうか?
家族や子どものために休む、もしくは体調不良などがなければ有休の優先順位も下がるはず。
私も以前はある程度の有休は捨てても仕方がないと考えていた時があります。
ただ、やっぱり損をしてるような気持ちになるんですよね。
しっかり休んでる人を見ると羨ましい気持ちにもなるので、それであれば自分も計画的に使うという考えに変わりました。
私の使い方ですが、
例えば、有給休暇の付与日数が最大の20日間だとします。
月1日は必ず休むと、残り8日間は余ります。
この8日間は、体調不良や飛び石連休の平日にあてる等の使い方をしています。
この使い方だと、周りにも迷惑をかけずに、無理なく有休を使いきれるベストな方法だと思っています。(現時点で)
急な繁忙期で有休を捨てることになっても「月1日は休んだしな」と諦めもつきます。くやしいけど。
ちなみに有給休暇の日数は以下です。
勤続年数 | 有給休暇の付与日数 |
---|---|
6カ月 | 10日 |
1年6カ月 | 11日 |
2年6カ月 | 12日 |
3年6カ月 | 14日 |
4年6カ月 | 16日 |
5年6カ月 | 18日 |
6年6カ月以上 | 20日 |
会社によっては福利厚生の一環でさらに休みが取れたりしますよね。
私が考える会社との付き合い方は以下です。
- 働くときはしっかり働く
- 残業代は1分単位で申請する
- 有休は必ず消化する
欲を言うとFIREして悠々自適な生活をしたいですけどね。
それは難しそうなので、「なるべく休む・もらえるお金はもらう」で頑張ろうと思います。
これを読まれてる方も、有給は捨てずになるべく使い切りましょう。
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