- 未経験者からWEBマーケティング業界に転職することはできる?
- たくさんマーケティング会社はあるけど違いは?オススメはある?
- WEBマーケティング業界で働いている人の話が聞きたい
この記事では、こんな悩みに答えます。
本記事の内容
- 未経験でもWEBマーケティング業界に転職可能
- 未経験からWEBマーケティング業界に転職するステップ
- WEBマーケティング会社の違いとオススメ【実体験をもとに解説】
現在は金融業界でWEBマーケターとして働いている私ですが、それまではずっとWEBデザイナーとして働いていました。
今の会社にもデザイナーとして中途入社をして、途中からマーケターに転向しています。
なので、WEBマーケターとしてはほぼ「未経験者」です。
そんな私が感じた、WEBマーケティング業界への転職を体験談とともにまとめています。
目次
未経験でもWEBマーケティング業界に転職可能
未経験でもWEBマーケティング業界への転職は「可能」です。
実際に本職で関わっているWEBマーケティング会社も、WEB業界未経験者が多いと聞きました。
また、私のように他のWEB職種から転向した人も少なくないので、現在WEBマーケティングに携わっている人は未経験からスタートした人が多いと考えられます。
なので、「未経験だけどWEBマーケターになりたい!」という人でも問題ないです。
未経験でもWEBマーケティング業界へ転職できる理由
未経験からWEBマーケティング業界へ転職できる理由として考えられることは下記2点
1.WEBマーケティング業界が成長傾向
インターネット広告費が年々増加傾向にあります。
- 日本の総広告費は、6兆5,300億円(前年比102.2%)となり、7年連続のプラス成長
- インターネット広告費は、1兆7,589億円(前年比116.5%)、5年連続の二桁成長となり、地上波テレビ広告費1兆7,848億円に迫る
- マスコミ四媒体由来のデジタル広告費※は、582億円(新設項目)
※2018年 日本の広告費 電通より抜粋
なので、単純に「人材が足りない」ことが上げられます。
WEBマーケティングが注目されるようになったのは、ここ数年です。
そのため、未経験者でも努力次第で活躍ができるので転職しやすい業種だと言えます。
2.WEBマーケティングが注視されるようになってきた
これはWEB業界で働く私の体感ですが、年々WEBマーケティングが注視されるようになったと感じます。
今までの業務を振り返ると、インターネット広告が出始めたころは以下のような状態でした。(あくまで私の考えです)
- インターネット広告をとりあえず出稿してみる
- 出稿するとそれなりの結果が出ていた
- 結果が出るので検証はせずに出稿継続
「広告を出すと結果が出る」という状態が続いていました。
これは、「ユーザーが広告だと思っていない」ことや「インターネット広告自体が珍しかった」ことが要因だと考えています。
今では、インターネットに触れる層のネットリテラシーも上がってきたため、ただ広告出稿を継続するだけでは結果が出づらくなっています。
WEBマーケティングで大切なことは「仮説に基づいてPDCAを回すこと」
普段からインターネットやSNSを活用している人であれば広告を見る人の気持ちも理解がしやすいため、WEB業界未経験者でも活躍がしやすいと考えられます。
未経験からWEBマーケティング業界に転職するステップ

ここからは私の経験を踏まえながら、WEBマーケティング業界への転職ステップをまとめています。
手順1:Twitterで情報収集
TwitterにはWEBマーケティングを仕事にしている人がたくさんいます。
業界情報等が簡単に知ることができるため、有益な情報や業界の雰囲気を掴むためにフォローしてみましょう。
私がオススメするアカウント
- マナブさん(@manabubannai)
- ムロヤさん(@rmuroya)
- おおきさん(@ossan_mini)
手順2:WEBマーケティングの知識を身につける
基本的なWEBマーケティングの知識を身につけましょう。
方法としては、本でもYouTubeでも大丈夫です。
YouTubeで概要を知り、専門的な部分は本から学ぶと理解しやすいのでオススメです。
オススメの動画
マナブさんのチャンネルでは、WEBマーケティングのシリーズ動画を更新されています。まずマーケティングのことを知りたい人にオススメです。
オススメの本
どちらも漫画なので読みやすくて、内容もわかりやすいのでオススメ。
手順2:自分でもWEBマーケティングを実践する
WEBマーケティングは誰でも簡単に実践ができます。
WEB業界自体が初めての人は、転職活動の前にSNSやブログ等を始めてみることでより理解を深めることができます。
例えば、このようなことを考えてながら実践してみてください。
- どうすればフォロアー(ブログの場合は閲覧者)が増やせるか
- フォロアー(閲覧者)が見たいことはなんだろう
- 自分を知ってもらえるにはどうすればいいだろう
手順3:転職活動を開始する
転職サイトやエージェントへの登録ですが、必ず複数社で登録をしましょう。
理由としては2点
- 転職サイト・エージェントごとに紹介される会社に違いがあるため
- 転職エージェントでは担当者との相性があるため
1つずつ説明していきます。
1.転職サイト・エージェントごとに紹介される会社に違いがある
転職サイト・エージェントによって、強みが異なります。
例えば「○○業界には強い、△△業界には弱い」など。
たくさんの選択肢から自分に合った会社を選ぶには、少なくても2社以上で登録をすることをオススメします。
補足として、転職サイト・エージェントによってオススメされる会社も異なります。
私の場合は、某企業をゴリ押しされた経験があります。
条件が合わなかったので断りましたが、その後も定期的にその企業を進められたので1社のみの登録だと会社選びも難航しそうだな…と感じました。
2.担当者との相性がある
エージェント会社は自分で選べますが、担当者は基本的に選ぶことができません。
よい担当者に出会う確率を上げるためにも、エージェントを利用する場合は複数登録をしましょう。
登録・面談は基本的に「無料」ですし、合わないと感じれば断ることも可能なのです。
少しでも違和感を感じたら別のエージェントに登録することをオススメします。
WEBマーケティング会社の違いとオススメ【実体験をもとに解説】
これから転職活動をする人のために、WEBマーケティング会社の違いをまとめました。
WEBマーケティングを仕事にする場合は、大きくわけると「事業会社と支援会社」のどちらかに所属することになります。
会社 | 役割 | 学べること |
---|---|---|
事業会社 | 自社サービスを伸ばす | 企画立案・ディレクション WEBマーケティング全般の知識 |
支援会社 | 取引先のサービスを伸ばす支援 | 専門的な知識 様々な業種・企業のデータを活かせる |
私が感じたそれぞれの最大メリットは以下。
事業会社:マーケティング全体に関わることができる
支援会社:1つの分野で専門的な知識を得ることができる
私は事業会社でWEBマーケティングの仕事をしています。
たくさんの支援会社(各分野で1~2社)とお付き合いがあるので、それぞれの強みを活かすディレクションをすること、自分の企画で良い結果が得られることにやりがいを感じています。
支援会社には、主に下記のような会社があります。
広告運用 | リスティング広告、ディスプレイ広告等の広告運用管理 |
---|---|
SEOコンサル | 検索エンジン(Google/Yahoo等)からの集客コンサル |
アフィリエイト(ASP) | アフィリエイトの促進 |
他にも支援会社はあるので、「自分が精通したい分野・学びたいこと」を考えて転職を進めましょう。
まとめ
今回は、WEBマーケティングへ未経験から転職する手順とポイントをまとめました。
WEBマーケティングは今後も成長する職種です。
未経験でも十分活躍できるので、興味がある人はぜひ参考にしてください。
これから転職活動を進める人の参考になれば嬉しいです。