2022年10月31日週のFX振り返り

今週もお疲れ様でした!
とうとう11月になり今年もあと2ヶ月になりました。早い…
気温もぐっと下がってきたので体調に気をつけてすごしましょう!

さっそく今週の振り返りをしていきます。

目次

米ドルの動き

11/3のFOMCは、市場予想通り+0.75%の利上げになりました。

パウエルFRB議長の「次回以降の12月か2月に利上げペースを落とすのが適切か検討」との声明を受けて、一時ドル売りに。

ですが、その後の会見では「最近のデータを踏まえると最終的な金利はより高くなる。利上げ打ち止めを考えるのは時期尚早」から、最終的にはタカ派と捉えられてドル買いが加速しました。

パウエル議長の発言をまとめると、「利上げ幅は縮小するが、利上げ到達地点はより高く、利上げ回数も多くなる」ということですね。

今まで通り急速に利上げを進めると米国経済の成長に悪影響を与えかねませんが、利上げをやめるとインフレが止められなくなることから、じわじわと利上げを続けることでインフレを収めていく方針だと言えます。

市場の見方としては、「利上げ継続のタカ派(ドル高)」になりました。

雇用統計は「非農業部門雇用者数は予想を上回り増加」「失業率と労働参加率は予想より悪化」という結果でしたが、雇用は堅調に推移していると見られています。
ですが、ドル売り傾向が強かったのは以下の要因がありそうに思います。

  • 11/4(金)カナダ雇用統計の強い結果(ドル安要因)
  • 中国ゼロコロナ政策緩和期待(ドル安要因)
  • 中国企業の米株式市場での上場廃止が回避される可能性(ドル安要因)

11/4(金)カナダ雇用統計については、雇用者数の伸びは10.83万人と前回の2.11万人から大幅増(市場予想は1万人増だった)
その他の指標も良い結果だったため、カナダドルが買われ米ドルへの反動が見られていたと考えられます。

今週のドル円相場(1時間足)

来週の重要指標

11/8(火)米:中間選挙
11/10(木)米:消費者物価指数
11/11(金)米:ミシガン大消費者信頼感指数

来週は、11/10(木)米:消費者物価指数に注目しています。
9月の8.2%からの鈍化傾向が続くと予想されているので、予想通りの鈍化傾向になれば12月FOMCでの0.50%の利上げ確率が高まり、ドル売り要因になると考えています。
ですが、予想よりも上昇になれば、12月FOMCでの0.75%の利上げ確率が高まるためドル買い要因になります。

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